
| 2006年8月11日 |
弥次喜多道中ならぬ
医師来た道中
発行人:よしうち

サーフィンをやろう!。
そう思ったのは昨年の事。
TVで放映されていた、中年のおじさんのサーフィンデビュー!!
10代〜20代でサーフィンをやった経験があり、再デビューの人。
まるっきり初めての人。
小生の学生時代の頃はサーファーが流行っていました。
道中日誌にも書きましたが、BOLTSのポロシャツを着て、Leeのコーディロイを穿き、サーフィンの出来ないサーファーが街中を闊歩してました。
そう彼らは陸サーファー(おかさーふぁー)と呼ばれてました。
小生も陸サーファーでした。
そう、確かサーフボードはその当時も、10万円以上していました。
移動手段もウェアもやっぱりお金がかかりました。
結局貧乏学生だった小生たちは、陸サーファーで終わりました。
Tryしたかった気持ちだけを残して・・・。
TVを見ていたらその頃の気持ちが再燃!!
サーフィンやりてぇ〜!!
何から始めよう??
とりあえず、ガイドブックの購入。
スポーツの本の棚へ・・・。
あれっ、あんまり無い。
”池田潤のロングボードクリニック”
クリニックだったらうちと一緒ジャン。
などと訳の解らない事を思いつつ購入。
雑誌のコーナーへ。
”SURF1”&”サーフィンライフ”見っけ!!
購入。
そう良く考えてみれば時期は冬。
マリーンスポーツの本がそんなに多くあるはずがないよね・・・。


サーフボードの種類??
サーフボードといえば、昔は1種類だったような気がしてた。
今は、ロングボード、ショートボード、ボディボードと3種類。
@ロングボード
9フィート(274.32cm)前後、またはそれ以上のボード。
日本にサーフィンが伝わってきた60年代頃はロングボードしかなかったようです。
より早く、そしてコントロールしやすいボードを求めた結果、70年代以降ショートボードが主流となったが、ここ10数年前から再びロングボードが流行。
浮力が大きく安定しているので、筋力や年齢、性別を問わず楽にパドルでき、波に乗れる。
特徴としては、ショートボードではテイクオフできない沖のうねりから立つことができ、優雅にゆったりと海をクルーズしたい人、波乗りをより楽チンに楽しみたい人におススメだそうです。
Aショートボード
現在、サーファーの中で一番人口が多い。
よりスピード感やアグレッシブなサーフィンを追及し、道具や動きを進化させていった結果が今のショートボードを生み出した。
つまりサーフィンで味わえるスピード感やスリルといった醍醐味をもっとも感じられるのがショートーボードと書いてあります。
Bボディボード
海外では老若男女問わずビーチでの手軽な遊びとして楽しまれています。
経つ必要が無く、足にフィンを付けていれば初心者でも比較的テイクオフができるので、1日で波に乗る感覚を味わうことができるそうです。
ウエットスーツって種類がいっぱい!!
冬用
フルスーツ・・・長袖、長ズボンタイプ
春〜秋用
スプリング・・・半袖、半ズボンタイプ
ロングスリープスプリング・・・長袖、半ズボンタイプ
シーガル・・・半袖、長ズボンタイプ
夏用
ショートジョン・・・ノースリーブ、半ズボンタイプ
ベスト・・・ベストタイプ
ショートスリープタッパー・・・半袖タイプ
ロングスリープタッパー・・・長袖タイプ
ラッシュガード・・・薄手の半袖タイプ
何かすごくないですか?
フルスーツとスプリングがあればほぼ1年中サーフィンが可能だそうです。
サーフショップ選び??
サーフィンのグッズを購入するにしても、どこかのサーフショップへ行かなければなりません。雑誌を見ると、海岸線を中心として結構多くのサーフショップがあります。
「初心者大歓迎!!」
などの文字が躍る中、中高年という言葉は皆無です。
10代20代の若者と一緒は体力的に厳しいだろう、と思うのです。
横浜市内でどこかいいとこないかな・・・?。
「今日から始めるサーフィン」に掲載されているショップを見ていると、
―おっ、元町にある!!
地図で見るとウチキパンのそば。
知人にその店の話をすると、お客さんの年齢層が意外と高いとの事。
ラッキー。そんなお店探してたんだよね。
とりあえず、行ってみました。
お店の名前は
I−MODE−D MAULOA SURF(HPへ)
ゴールデンウイークの真っ只中のその日は、店内も多くの若者がいました。
小生と武田先生のネクタイ姿が妙に浮いていました。
奥にはやさしそうな店長と奥様らしき人が・・・。
店内はサーフボードが飾られ、Tシャツやジーンズ帽子や様々なグッズが売られています。
なかなか良い感じのお店。
その日は混んでいたので、見るだけで店を出ました。
ウエットスーツオーダー!!
前回訪れた、元町にあるI−MODE−D MAULOA SURF(HPへ)を再訪。
今回はたまたま他にお客さんもいないので、選んだTシャツを手に店長らしきに話しかけました。
「ここはスクールとかやってます?」
と伺うと、
「はい!やってますよ〜!!」
と明るい返事。
「実はこの年でサーフィンデビューをしたいのですが・・・。」
「はいっ!」
思わずホッとしました。
やさしそうな笑顔の店長と奥様。
安枝さん夫妻。
名刺も頂きました。
そこからとんとんと話が進み、ウエットスーツをオーダー。
3週間位で出来上がるとのこと。
ボードのお話なども聞きながら、店を後にしました。
ウエットスーツが出来上がりました!!
MAUROA SURFの安枝店長から電話がきました。
ウエットスーツが出来上がったとの事。
「時間のある時にどうぞ。」
そう言って頂きましたが、すぐ高速にのり、一路お店へ。
初めての自分のスーツ。
ちょっと、感激!!
後はいつ始めるか・・・・。
そうその前に保険に入らねば・・・。
まあ、大人の責任てやつですかね。
でも、車もそうだけど、保険に入らないで相手に怪我をさせたりした時、
どうするのだろうと、思わず怖くなってしまいます。
保険選び??
サーフィンに限らず、スポーツは多かれ少なかれ危険を伴います。
己の身に対する怪我はもちろんの事、第3者に対しても怪我を負わせる事も有り得るのです。
小生も若かりし頃、自動車の強制保険にしか加入していない時、事故を起こした事があります。けが人がいなかったのが幸いでしたが、相手の車両を修理する費用を払うのがかなり、大変でした。捻出するのがグッズを購入するにしても、どこかのサーフショップへ行かなければなりません。
それ以来任意保険に入っています。
今回も、サーフィンは危険が伴います。
とりあえず、NSA(日本サーフィン連盟)のHPにアクセス。
傷害保険があるので加入。
あとは生命保険などの見直し。
サーフィンデビュー!! (2006・6・21)
鵠沼海岸のマックで待ち合わせ。
ピーカンでもないけれど、曇天でもなく、ちょうど良い気候。
ちょっと早めに着いてコーヒーなんぞを飲みながら、はやる気持ちと不安な気持ちが入り乱れる中、師匠、MAUROA SURFの安枝さんの到着を待ちます。
店内は、客もまばら。しかしサーファーの姿ももちらほら。
道路と駐車場が見える窓際の席でアイスコーヒーを飲んで待っていました。
駐車場にボードを積んだワンボックスが入ってきました。
間もなくしてにこやかな笑顔とともに師匠が入ってきました。
挨拶をすると同時にもう一人の若者が近づいてきました。
伺うと師匠の親戚の方だとか。
その日が2回目。
小生よりちょっと先輩。
マックを出て西部駐車場に車を入れ、場内でウエットスーツに着替えて、お借りする師匠のボードを二人で持ち、海岸へ向かいました。
砂浜にボードを置き、パドリングの練習を1〜2回、
ボードの上に立つ練習を1〜2回。
「行きましょう!!」
と師匠。
「えっ、もう行くんですか?」
「大丈夫ですよ」
以前、師匠のお店で購入したDVDでも、パドリングとテイクオフの練習は陸上で十分するように言っていた気がするのですが・・・。
でも、それは後で解りました。
そう、陸はあくまで仮の場所、ようは実践が第一だという事です。
浜辺から水の中に入ると
「冷たっ!!」
「大丈夫!!」
と師匠の言葉。
もうここまで来たら、師匠に全てお任せ。
ボードを脇に抱え、沖に向かって行く。
途中でボードが水に着く位からボードに乗っていよいよパドリング。
見ている時は簡単に見えたけれど、ボードの上に腹ばいになるのも、最初は左右にふらふら・・・。
師匠に指導頂いて、乗り位置をずらして、パドリング開始。
―おー、進んでる進んでる。
ちょっと嬉しい。
「じゃあ、行ってみようか」
と師匠。
―いよいよかあ〜。
「はい、こいで〜」
言われるままパドリング開始。
すると急に後ろから押される感じ。
―あっ、これか!!
そう思ってテイクオフ。
あっという間に、波の中へ。
又、師匠のいる場所へ戻る。
1度目と同じように師匠の声でパドリング&テイクオフ。
―あっ、ちょっと乗れた!
本の2〜3秒。
3度目。
又師匠の掛け声でパドリング&テクオフ。
―あっ。乗れた。
波の上を走るサーフボードの上に小生が立っている。
気持ちいい〜!!!。
もう最高です。
約30年前乗りたかったサーフボードに乗れました。
途中でバランスを崩して又波の中へ。
振り返ると師匠が手を振ってくれました。
師匠が神様のように見え、全てを師匠の言うとおりにやって良かった、そう思えた瞬間でした。
上手い人達からみれば全然下手くそかもしれないけれど、大きな一歩を踏み出した感じです。
その日の師匠から与えられた目標。
「岸まですべろう!」
とりあえず、達成できました。
少しだけターンも出来ました。
師匠からもお褒めの言葉を頂きました。
もう最高でした。
素晴らしい師匠と素晴らしいサーフィンに出会えた、最高の一日でした。
やっぱ、サーフィン最高!! (2006・7・3)
やる気が出るのはアドレナリンが分泌される為だということは、以前書きました。
そのアドレナリンが分泌されるのには、精神的な要因が多いのも又当たり前の事ですよね。
1回目のサーフィンがものすごく楽しかったのですが、2回目はいまいちでした。
師匠も同じ、場所も同じだったにもかかわらず・・・。
しかし、合流した人がいたのです。
もう20年以上続けているというその人は、ショートボードに乗っていました。
小生は仕事柄、人見知りをすることは殆どありません。
又、合わない人という印象も別にありませんでした。
いい人でしたが・・・。
実は、教えてくれるポイントやタイミングが、師匠とは違ったのです。
言われたことをやろうと思うと、体はどんどん硬くなり、バランスを崩し、気持ちよく乗っていたボードにも、あまり乗れなくなりはじめました。
すると、又新しいアドバイスをしてくれるのですが、とうとう立ち位置までがわからなくなってしまいました。
1回目よりボードに乗れた回数も少なく、不完全燃焼で終わりました。
つい、先週の事です。
そんな事で、今朝、気持ち半分は憂鬱でした。
今朝からは海水浴のシーズンの為、由比ガ浜でのサーフィンです。
曇天でさえない気分でした。
師匠の明るい笑顔を見ながら、又始めました。
「よし、あの波に乗ろう!!」
「はい、こいで〜!!」
師匠の声にパドリング。
ボードがすべりだした。
よし、テクオフ!!
おっ、体がリラックスしてる。
波と一緒に岸を目指してス―――。
これ、これ、うん、気持ちいい〜!!!!!
そう、これだよ。
さっきまでの憂鬱な気分などどこへ行った事やら。
又最高の気分が帰ってきました。
その後はゴールデンリトリバーが波の途中から脇を一緒に走ってくれたり、岸辺ではパグ犬が駆け寄ってくれたり、楽しいひと時でした。
やっぱりサーフィンは楽しい。
アドバイスは、安枝師匠のように出来るだけ簡素な言葉で、解りやすく、いいタイミングで・・・。
ゴルフも一緒かな。
夜行ったゴルフの打ちっぱなしでも、体がリラックスして、打球もばっちりでした。
又、大切な事を師匠に教えて頂いた一日でした。
ボード購入!! (2006・7・7)
ボードを購入しました。
10feet、約3mのロングボードです。
ううっ、嬉しい―――!!
25年前、高くて買えなかったサーフボードをついに買ってしまいました。
メーカーはBic。
そう、ボールペンのメーカーです。
そんなBicがサーフボードを製造しているとはまさにビックリ・・・。
(失礼いたしました。とんだ親父ギャグを・・・)
床屋さんの黒木さんは9.4(ナインフォー)をお勧め頂いたのですが、多くの波に乗ることが大事という師匠の言葉で、まず10フィートにしました。
10'0"Nose Rider
これが正式な名称です。
10フィートは3m5cm。
結構な長さです。
操作性よりも安定性を重視されたボードです。
上から下から、何度も見てみました。
やっぱり自分のボードは嬉しいものです。
その日は、ケースに入れたボードは部屋に入れて寝ました。
そう、まるで子供のように・・・・・。
ツタヤに行って陳列棚を見ていると、結構面白い作品があります。
「RAINBOW DRIVEINN」
レインボードライブイン
佐田真由美さん主演のDVDです。
水中カメラマンの夏実(佐田真由美)が自分の撮りたい物が解らなくなり、悩みながらハワイで過ごしていた。
あるきっかけで「RAINBOW DRIVEINN」というお店で働く事になります。
そのお店はティナ(アンジェラ・マキ・バーノン)と日本から来てハワイの魅かれて居ついている龍太(井坂俊哉)が店にいる。
龍太はティナに好意を寄せているが、なかなか進展がない。
―男と女が同じ一つの波に乗って岸までたどり着けたら、その日は一緒にいていい」
という、ハワイに古くから伝わる言い伝えを信じてサーフィンに明け暮れる。
このティナ役のアンジェラ・マキ・バーノンはプロサーファー。
彼女のサーフィンの映像が素晴らしく綺麗です。
男性サーファーのようなとげとげしさもなく、それでいてスピードもあり、力強さもあります。
彼女のサーフィンシーンを見るだけでも十分満足。
ストーリー性よりはサーフィンムービーとして見た方が面白いかも・・・。
やっぱりハワイに行ってみたいなあ!!
大変だぁ〜!!(2006・7・11)
大変です!!
師匠がアキレス腱を切ってしまいました。
今朝、波の高めだった由比ガ浜を避け、安全に逗子海岸へ。
波は凪に近い状態。
師匠も悩みながら
「まあ、パドリングの練習でもしましょう。」と。
たまに来る乗れる波に乗りながら渚まで。
何度かそれを繰り返した時、師匠が砂浜に座ったまま。
余り見た事の無い光景に小生も師匠の側へ・・・。
「どうしたんですか?」
軽く聞くと
「アキレス切ったみたい」
えっ、え〜〜!!!!
一瞬間が空きました。
言っている事を理解するのに何秒か要したのです。
「大丈夫ですか??」
「痛くないですか??」
「うん、痛くは無い」
ちょっと安心。
「前にも一回切ったことがあるんだよね。その時はサーフィンじゃなかったんだけどね。」
とりあえず、片足を引きずる師匠のボードを持って駐車場へ。
負傷したのが左足なので車の運転は出来ると、師匠は自分で運転して帰っていきました。
午後、お店に行くとギブスをして店の奥にいる師匠がいました。
全快まではリハビリまで含めて3ヶ月かかるとか・・・。
せっかくの夏なのに、なんか申し訳なくなりました。
早く良くなってください。
しばらくは一人でサーフィンです。
寂しいぃぃ〜!!